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歯周病が全身の健康に与える影響とは

2018年5月8日

皆さんこんにちは。

初台の歯医者「初台デンタルオフィス」の歯科助手ブログです。

 

歯周病はお口の中だけの病気だと思ってはいませんか?
近年、歯周病はさまざまな全身の病気と関わりがあることがわかってきました。
今回は、歯周病が全身に及ぼす影響についてお伝えいたします。

 

心臓や脳血管への影響

 

歯周病菌がお口の血管に入り込むと、全身にめぐっていきます。血管内にはプラーク(脂肪性の沈着物)ができて詰まりやすくなります。また、動脈硬化を誘導する物質も生まれます。
そのため、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞が起こりやすくなります。なお、歯周病の人は健康な人の2.8倍脳梗塞になりやすいといわれています。

 

互いに悪影響を及ぼす糖尿病と歯周病

糖尿病の人には歯周病にもかかっている人が多いと知られています。歯周病になると糖尿病も悪化し、歯周病治療で糖尿病も改善することがわかってきています。
歯周病を予防することが、糖尿病を含めた全身の生活習慣病を予防することにつながります。
歯周病と糖尿病に同時になった場合は、合わせて治療をすることが大切です。

 

妊娠中の影響

妊娠すると、女性ホルモンの影響で歯肉炎にかかりやすくなります。
妊娠している女性が歯周病に罹患している場合、低体重児および早産の危険性が7倍になるといわれています。タバコやアルコールよりも高い危険率です。
妊娠中は特に気をつけて歯を磨き、歯科医院でクリーニングを受けておきましょう。

 

その他の影響

誤嚥性肺炎
誤嚥性肺炎はお年寄りに多い肺炎の1種で、食べ物などを誤って気管や肺に飲み込んでしまい、発症します。
誤嚥性肺炎を引き起こす細菌は多くが歯周病菌だといわれています。

 

関節炎や腎炎
関節炎や腎炎の原因の1つに、ウイルスや細菌への感染があります。
歯周病を引き起こす細菌は、関節炎や腎炎も引き起こすことがあります。歯周病によって歯周病菌や炎症物質が血液に入り込むと、関節炎や腎炎を発症しやすくなります。

 

メタボリックシンドローム
詳しいメカニズムは分かっていませんが、歯周病の患部から放出される毒素などには血糖値を上昇させることがわかっています。また、歯周病が重度になると全身の老化も促されるという論文もあります。

 

お口はもちろん、全身の健康を守るためにも歯周病は早めに治療し予防することが大切です。東京都渋谷区の初台デンタルオフィスでは、歯周病の専門治療を行ってきた院長が痛くない最先端治療を行っています。ご一緒にお口と体の健康を守っていきましょう。

 

医院名 初台デンタルオフィス
所在地 151-0071 東京都渋谷区本町2-19-1 ディスカス若杉1F
電話番号 03-6276-4720
URL
業務内容 歯科
説明 初台、幡ヶ谷で虫歯・歯周病の治療や、口腔外科・インプラント・矯正治療・予防歯科・ホワイトニング・根管治療の歯医者なら初台デンタルオフィス。土曜も診療しているとても通いやすい歯科医院です。おかげ様で初台駅周辺にお住まいの方はもちろん、新宿や笹塚、幡ヶ谷、明大前など京王線沿線にお住まいの方にもご来院いただいております。
 
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