根管治療セミナー
2023年8月30日
こんにちは、院長の蔭山です。
8/17と8/20の2日間かけて歯髄保存治療と根管治療のセミナーを受講致しました。
講師の先生は大変著名な方で、海外でも活躍されている先生です。
根管治療はいわゆる「歯の神経を取る治療」として日々一般的に行われている治療のため、簡単な治療だと誤解されることが多いのですが、「歯の神経」と言われる根管はとても複雑な形態をしており、治療にあたる前の診査診断も複雑で、実は奥が深く大変難しい治療なのです。
また、以前であれば神経を取らなければならなかった場面でも歯髄を除去せず残すことのできる「歯髄保存治療」も徐々に一般的にはなってきましたが、こちらも高度な知識と技術が必要な治療になります。
2日間のセミナーで歯髄保存治療、根管治療の最新のエビデンスをたくさん教えて頂き、実習でも多くのことを学びました。
最後のテストでは2日間ともトップの成績をおさめることができ、盾も戴くことができました。
今回のセミナーで治療のオプションが大幅に増え、患者様へのより良い治療に還元させて頂けると思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
ホワイトニング後の食事制限はいつまで?コーヒーはいつから飲める?
2023年8月25日
皆様、こんにちは。
渋谷区の歯科・歯医者「初台デンタルオフィス」です。
白い歯は健康的で清潔感のある印象を与えやすいことから、年齢や性別を問わず、ホワイトニングを希望される方は増えています。
歯科のホワイトニングは、歯を傷つけることなく、自然な白さに整えます。
時間とお金をかけて、ホワイトニングを行ったら、できるだけ長く白さを維持したいですよね。
そのためには、ホワイトニング後の食事に気を付けることが大切です。
ホワイトニング後の食事はいつからOK?
ホワイトニング施術後30分間は、水以外の飲食は控えてください。
その後は、食事をとっていただいてかまいませんが、色の濃いものは避けましょう。
オフィスホワイトニングの後は24〜48時間、ホームホワイトニングの後は2〜3時間は、コーヒーや赤ワインなど色の濃い飲食物を口にしないようにしてください。
ホワイトニング後に色の濃いものを食べてはいけない理由
通常、歯の表面はペリクルという膜で覆われています。
ペリクルには、「歯のエナメル質保護」と「表面のコーティング」という役割があります。
ホワイトニングで使用する薬剤によって、黄ばみの原因だけでなく、ペリクルも一緒に取り除かれてしまうので、ホワイトニング後の歯は無防備な状態となるのです。
特に、高濃度の薬剤を塗布して歯を一気に白くする「オフィスホワイトニング」の場合は、要注意です。
(参照:日本歯科保存学雑誌/50 巻 (2007) 5 号p. 615-629「ホームブリーチとオフィスブリーチにおける漂白作用の比較」より)
ペリクルは、唾液の働きで、食後2時間ほどすると再生がはじまり、24〜48時間かけて元の状態に戻ります。
ペリクルがない状態では、食べ物に含まれている色素が、歯の内部に深く浸透し、色が落ちにくくなります。
そのため、ペリクルが再生されるまで、色の濃い飲食物を控えていただくことが大切なのです。
また、施術後は歯の表面が乾燥しています。
乾燥していると、通常の状態よりも、さまざまなものを吸収しやすくなるため、乾燥にも注意が必要です。
白さを維持したい方は初台デンタルオフィスにご相談ください
ホワイトニング後の食事は、ホワイトニングの効果に影響を与えます。
色の濃い飲食物だけでなく、タバコもヤニによって着色が促されますのでお控えください。
また、ホワイトニング直後は、エナメル質がむき出しの状態ですので、歯を溶かす恐れのある炭酸飲料などの酸性の強い飲食物も避けることが大切です。
施術後数日間は、牛乳や白米など、色の薄いものや白いものなどを選ぶようにしましょう。
水を飲んで歯の乾燥を防いだり、こまめに歯磨きをしたりすることも効果的です。
京王線初台駅から徒歩9分の「初台デンタルオフィス」では、ライフスタイルやご希望の白さなどについておうかがいし、お一人お一人に合ったホワイトニングをご提案します。
ホワイトニングの食事に関するアドバイスも行っていますので、どのようなことでもご相談ください。
インプラント治療の精度を上げるサージカルガイド~腫れや痛みを最小限に~
2023年8月18日
皆様、こんにちは。
渋谷区の歯科・歯医者「初台デンタルオフィス」です。
インプラント治療は、外科手術が必要になるなど、治療に対して不安を抱えている患者様もいらっしゃるでしょう。
当院では、インプラント治療の精度を上げる設備として「サージカルガイド」を使用しています。
この「サージカルガイド」を使うことで、インプラントの埋入がより適切に行え、切開の範囲を小さくすることができます。
それにより、術後の腫れや痛みといった患者様の負担を最小限に軽減することが可能です。
サージカルガイドとは?
インプラント手術では、インプラントを埋入する場所の歯ぐきを切開し、顎の骨を削ってインプラント体を埋め込みます。
サージカルガイドは、この手術のときに使用するもので、マウスピースのような形をしています。
3D画像で撮影できる歯科用CTなどを使用した事前の検査や診断をもとに製作され、インプラント体を埋め込む位置や角度、深さが記録されており、そのガイドに沿うことで、より的確な手術が行えるのです。
(出典:厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」歯科インプラント治療のための Q&A 「③ インプラント術前検査でのCTの重要性について」より) >
サージカルガイドを使うメリット
サージカルガイドを使用するメリットは次の通りです。
・手術時間が短縮できる
サージカルガイドを製作するために、患者様のお口に合わせたシミュレーションを行うので、手術の進め方を事前に把握でき、手術時間の短縮が可能です。
・血管や神経を傷つけるリスクを減らせる
事前の検査に従って製作されたガイドを使って手術を行うので、手術時のズレをほとんどなくせ、血管や神経を傷つけるなどのトラブルの発生を抑えられます。
・術後の腫れや痛みを抑えられる
傷口を小さくすることで、術後の腫れや痛みを軽減でき、細菌感染のリスクも下げることが可能です。
インプラントのご相談は日本口腔外科学会の認定医が在籍する当院まで
インプラント治療に興味のある方は、日本口腔外科学会認定医が院長の「初台デンタルオフィス」までご相談ください。
当院は、京王線初台駅から徒歩9分、インプラントなど専門分野の治療経験が豊富な歯科医師です。
治療の精度をあげるさまざまな設備も用意しており、患者様の幅広いご要望にもお応えしています。
安全性の高い治療をご提供しますので、インプラントのことなら当院までご来院ください。