マイクロスコープ研修会
2021年4月9日
昨日4/8は診療をお休みにさせて頂き、マイクロスコープ治療の中のミラーテクニックについての研修会に参加しました。
マイクロスコープとは手術用顕微鏡のことで、精密な治療をするために歯科治療でも使われています。肉眼では見えないものを3倍から20倍程度にまで拡大観察することができます。肉眼では見えないような小さなむし歯を発見すれば初期段階での治療が出来ますし、暗く狭い歯の根の管も、顕微鏡治療では明るく拡大出来ますので、従来のレントゲンを参考にしながら経験と勘を頼りに施す治療とは大きな差が出ます。
全国の歯科医院での普及率はまだ10%以下と言われるマイクロスコープですが、当院でも導入しており主に虫歯治療や根管治療で使用しております。
今回はマイクロスコープを用いた治療の中でもミラーテクニックという、治療部位を直接みるのではなくミラーに写った像を見ながら治療する治療法のトレーニングをひたすら行いました。
やはり歯の裏側や奥歯など直接見ることができない部位は多く、このミラーテクニックを習得することがマイクロスコープを用いた治療のレベルを上げるには必須だと強く感じました。
これからもトレーニングを続け、診療のレベルを上げていけるよう努めてまいりますので宜しくお願い致します。
開業3周年
2020年9月2日
こんにちは、院長の蔭山です。
9/1で当院は開業3周年を迎えることができました。
おかげさまで非常に多くの患者様にご来院頂き、心から感謝しております。
ここ最近は予約が取りづらい状況が続いておりご迷惑をおかけしておりますが、ドクターやスタッフを増員し、何とか状況を改善できるよう努めておりますので、何卒ご理解頂ければ幸いです。
今後もより良い診療をご提供できるよう、スタッフ一同努力してまいりますので、初台デンタルオフィスを宜しくお願い致します。
舌みがき
2020年5月6日
現在新型コロナウイルスの感染拡大によりさまざまな影響が出ており、大変な思いをされている方が多くおられるかと思います。
新型コロナウイルス感染症が重症化すると命に関わる恐れがありますが、「舌みがき」でそのリスクが減らせる可能性があることがわかっています。
先日NHKでも放送されており、鶴見大学歯学部の花田信弘教授は、「新型コロナウイルスに感染すると肺の免疫力が低下することがわかっており、その状態で歯周病菌などの口の細菌が肺に入ると、ウイルスによる肺炎とは別に細菌による肺炎を起こすんです。ウイルス感染の予防は難しいですが、続いて起こる細菌性肺炎の発症リスクを日頃からできるだけ低くしておくことが、新型コロナウイルスに打ち勝つポイントだと考えています。歯周病の治療や歯みがきだけでなく、舌みがきも忘れないようにしていただきたいです。」と仰っています。
また舌は非常にデリケートなので、歯ブラシで擦ると傷がついてしまう可能性があり、専用の「舌ブラシ」を使用することが推奨されています。
当院でも「舌ブラシ」を取り扱っていますので、毎日の歯みがきに加え、舌みがきも習慣化して免疫力を高めていきましょう!