症例(左上の奥歯が咬むと痛い。)
2025年7月4日
術前・術後
治療前 | 治療後 |
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主訴 |
左上の奥歯が咬むと痛い。 |
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治療期間 |
3回(約1ヶ月) |
治療費 |
85,000円(税別) |
治療内容 |
左上第一大臼歯が咬むと痛いということで来院されました。レントゲン撮影をしたところ、中で虫歯が広がっており、歯の神経まで近接してる状態でした。 左上第一大臼歯が咬むと痛いということで来院されました。レントゲン撮影をしたところ、中で虫歯が広がっており、歯の神経まで近接してる状態でした。虫歯を除去したところ一部神経が露出しましたが、保存可能と判断し、ラバーダム防湿下でMTAセメントによる歯髄保存治療を行いました。後日痛みが消失したことが確認できたので型取りを行い、セラミックインレーをセットしました。 |
治療のリスク |
神経が炎症を起こしたり、失活してしまい根管治療が必要になる可能性があります。 |
治療経過
術前の写真です。
術前のレントゲン写真です。
削っていくと大きな虫歯になっているのがわかります。
虫歯を全て除去すると歯の神経の一部が露出しました。
露出した神経の面にMTAセメントを置き、
樹脂でカバーしました。後日痛みがないことを確認し、型取りを行いました。
セラミックの詰め物をセットしました。
症例(根管治療・セラミック治療)
2025年6月17日
術前・術後
治療前のレントゲン | 治療後のレントゲン |
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主訴 |
左下の奥歯が痛い |
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治療期間 |
6回(約3ヶ月) |
治療費 |
105,000円(税別) |
治療内容 |
左下第一大臼歯が咬むと痛いということで来院されました。 術後のレントゲンで黒い影が小さくなっている、ファイバーコアによって土台を作り、セラミッククラウンによる被せ物を装着致しました。 |
治療のリスク |
将来的に歯の根っこの先に膿ができる可能性、根っこが割れてしまう可能性があります。 |
治療経過
CTにて患歯の歯根の周囲に大きな黒い影があり、周囲の骨が溶けてしまっていることが確認できます。
治療前の写真です。患歯の外側の歯肉が腫れているのがわかります。
銀歯を外すと中は大きな虫歯になっていました。
虫歯を除去していくとひび割れも確認できました。
ひび割れを含め、樹脂で補強を行いました。
根管治療後、ファイバーコアによる土台を建て、型取りをしました。
セラミックの被せ物が入りました。
術前に認められた黒い影はまだ完全には消失していませんが、だいぶ小さくなったことが確認できます。
根管治療セミナー
2023年8月30日
こんにちは、院長の蔭山です。
8/17と8/20の2日間かけて歯髄保存治療と根管治療のセミナーを受講致しました。
講師の先生は大変著名な方で、海外でも活躍されている先生です。
根管治療はいわゆる「歯の神経を取る治療」として日々一般的に行われている治療のため、簡単な治療だと誤解されることが多いのですが、「歯の神経」と言われる根管はとても複雑な形態をしており、治療にあたる前の診査診断も複雑で、実は奥が深く大変難しい治療なのです。
また、以前であれば神経を取らなければならなかった場面でも歯髄を除去せず残すことのできる「歯髄保存治療」も徐々に一般的にはなってきましたが、こちらも高度な知識と技術が必要な治療になります。
2日間のセミナーで歯髄保存治療、根管治療の最新のエビデンスをたくさん教えて頂き、実習でも多くのことを学びました。
最後のテストでは2日間ともトップの成績をおさめることができ、盾も戴くことができました。
今回のセミナーで治療のオプションが大幅に増え、患者様へのより良い治療に還元させて頂けると思いますので、今後とも宜しくお願い致します。


